日本橋ゆかり三代目コラボレシピ
しょうがの香りとねぎの甘み、とろみをいかした砂糖いらずのレシピ。昆布と鰹節のもつグルタミン酸とイノシン酸の相乗効果で旨みたっぷり、カルシウムもとれる和食ならではの美味しさを味わえる一品です。

やさしい味わいのさばのみそ煮

さばのみそ煮

【薫る味だし(かつお昆布)】を隠し味に入れることで味に深みがでて、こってりしていないのにしっかり味わいのあるみそ煮に仕上がります。ワンランク上のみそ煮です。

材料

4人分
  • 【薫る味だし(かつお昆布)】1パック
  • さば1匹(4切れ)
  • 生姜1片(皮をむいて20g)
  • 長ねぎ1本
  • 200g
  • 200g
  • 味噌40g
  • みりん30g

作り方

1

しょうがは皮をむいて薄切りにする。ねぎは斜めに1センチ幅に切り、青い部分と白い部分を分けておく。さばの皮目に斜めに2〜3カ所飾り包丁を入れる。

ポイント

飾り包丁を入れることで、火の通りを良くして見た目もよくなります。
2

ボウルに冷水を用意しておきます。フライパンに多めに湯を沸かし、さばを一切れずつ入れ、湯をかけながら表面がさっと白くなったら冷水にとる。水の中でぬめりや汚れ、うろこなどを手で洗い、ざるにあげる。

ポイント

魚を湯びきして洗うことで、生臭さをとります。おいしくいただくために大切なひと手間です。
3

合わせ調味料をつくる。冷たいフライパンに味噌、みりんを入れ、スプーンの底でよく伸ばし、水、酒を加えてよく混ぜ、隠し味に【薫る味だし(かつお昆布)】の袋の中身を入れる。

4

③に、さばを皮目を上に重ならないように並べ、しょうがを散らし、ねぎの白い部分を入れる。真中に穴をあけたキッチンペーパーをかぶせ、角を内側に折り込む。火がこぼれない程度の強火で火をつけ、沸いたら中火に落とし、20分程度コトコト煮る。

ポイント

フライパン選びがポイント。大きすぎると魚が合わせ調味料に浸からないので煮えにくくなります。キッチンペーパーがなければ、落とし蓋でもOKです。
5

20分程煮たらねぎの青い部分を入れてキッチンペーパーをかぶせ直して煮る。水分が程よくなくなって少しとろみがでてきたら、キッチンペーパーを外して中できれいに絞り、出来上がり。

ポイント

だしの染み込んだキッチンペーパーは中できれいに絞って、旨みは残さず使いましょう。
6

さばは皮目を上にして器に盛り、しょうが、白いねぎを盛り合わせ、最後に青いねぎを彩りよく添える。

ポイント

昔は臭い消しのために入れていたしょうがですが、これはしょうがもねぎも食べておいしいみそ煮です。
閉じる
このページの先頭へ
"));