「日本橋ゆかり 三代目 野永喜三夫レシピ」揚げ餅と鶏唐揚げのみぞれあんかけ

調理時間:20分
熱量:260kcal
塩分:2.5g

野永喜三夫
揚げ餅と鶏唐揚げは半分あんを先にからめ、半分は食べるときからめていくことで、トロリとカリカリ、二つの食感が楽しめます。だしが効いたあんのおいしさが決め手です。 魚の揚げ物などでも美味しくアレンジ出来ます。
材料(4人分)
- 和のだし
- 70ml
- 水
- 400ml
- 大根おろし(水気は耳たぶ程度の堅さまでしぼる)
- 140g
- 水溶き片栗粉
- 水・片栗粉各大さじ1
- 切り餅
- 4個
- 鶏唐揚げ
- 約200g
- ☆三つ葉、ゆずの皮、七味唐辛子、ゆずこしょう
- お好み
- ☆揚げ用油
- 適量
つくり方
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切り餅は1個を4等分に切る。
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鶏唐揚げを用意。冷えていたら再度揚げるか電子レンジやオーブントースターで温めておく。
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フライパンに揚げ用油(分量外)を熱し、170~180℃になったら[1]の餅を入れ、ふくらんでうっすら色づくまで揚げ、油をきっておく。
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みぞれあんは、和のだしと水をフライパンに入れ中火~強火にかけ、一煮立ちしたら水気をしっかり絞った大根おろしを加える。さらに一煮立ちしたら水溶き片栗粉を徐々に流し入れ、まんべんなく混ぜながらとろみをつける。
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とろみがついたら、揚げ餅と鶏唐揚げのそれぞれ半量を加えて手早く混ぜる。
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揚げ餅と鶏唐揚げの残り半量を器に盛っておき、[5]を上からかける。お好みで、三つ葉やゆずの皮、七味唐辛子などを散らす。
料理のポイント
和のだしと水に大根おろしを加え、とろみをつければ、いつもとはひと味違った一品がお楽しみいただけます。あまったお餅や唐揚げも大変身です。
レシピ考案者
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野永喜三夫
日本橋ゆかりは、親子3代にわたり宮内庁への出入りを許された老舗名門店。株式会社菊乃井で日本料理の修業を経てゆかりの三代目若主人となる。2002年、料理の鉄人JAPAN CUP’02で総合優勝。NYタイムズ紙に日本を代表する若手料理人として選出され「世界の料理人」として認められた第一人者。様々なメディアや雑誌、海外での活動も多く、幅広い分野で活躍中。伝統を守りながらも、新しい日本料理を発信。